がんリスク検査
日本人は一生のうち、男性も女性も2人に1人ががんにかかっています。そして年間36万人以上が、がんで亡くなっています。がんリスク検査のうち、腫瘍マーカーとは、がんの指標となる特殊な物質のことで、大腸がんなどの診断に利用されるCEAをはじめ、いくつかの腫瘍マーカーが発見されています。この検査では、がんが生じたことによってつくられた特異的な酵素や蛋白、ホルモンなどが血液に増加していないかどうかを調べます。腫瘍マーカーは、がん発見のため、スクリーニング検査として使用します。ただし、がんがあっても検出されないケースやがん以外の疾患でも増加することがあるため、画像診断や生検などを組み合わせて総合的に診断します。その他、遺伝子レベルで測定するマイクロアレイ血液検査があります。
検査方法一覧
検査方法 | 内容 | 金額(税込) |
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■腫瘍マーカー | ||
腫瘍マーカー3種セット CEA、AFP、CA19-9 |
血液検査によりがんの存在で血液中に増加する物質を調べます。 CEAは主に消化器がん(大腸がん、胃がん、胆道がん、膵臓がん、肝臓がんなど)やその他のがん(肺がん、乳がん、子宮がん、尿路系がん、甲状腺髄様がんなど)、AFPは肝臓がんや卵巣がんや精巣がん、CA19-9は消化器がん(特に膵臓・胆のう・胆管)のスクリーニング検査として使われます。 |
¥3,850 |
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腫瘍マーカー男性セット (CEA・AFP・CA19-9・PSA) |
下記のがんリスクがわかる腫瘍マーカーセットです。 CEA:胃がん・膵臓がん・大腸がん・肺がん・肝臓がん・胆道がん・結腸がん・甲状腺がん・膀胱がん等 AFP:肝臓がん・胃がん・膵臓がん・卵巣がん等 CA19-9:膵臓がん・胆道がん・胃がん・大腸がん・卵巣がん等 PSA:前立腺がん等 |
¥5,280 |
腫瘍マーカー女性セット (CEA・AFP・CA19-9・CA125・CA15-3) |
下記のがんリスクがわかる腫瘍マーカーセットです。 CEA:胃がん・膵臓がん・大腸がん・肺がん・肝臓がん・胆道がん・結腸がん・甲状腺がん・膀胱がん等 AFP:肝臓がん・胃がん・膵臓がん・卵巣がん等 CA19-9:膵臓がん・胆道がん・胃がん・大腸がん・卵巣がん等 CA125:卵巣がん・子宮がん・乳がん等 CA15-3:乳がん・卵巣がん・膵臓がん・肺がん等 |
¥6,710 |
CYFRA (シフラ) |
扁平上皮ガンの判定に高い効果を発揮することで知られおり、肺がん(扁平上皮がん、腺がん、大細胞がんなどの非小細胞がん)の検査においても幅広く用いられています。 (サイトケラチン19フラグメント) |
¥3,300 |
PSA (男性のみ) |
前立腺がんに特異性が高い腫瘍マーカーです。 測定値が高くなるにつれ、前立腺がんである確率も高くなりますが、年齢により基準値が設けられています。前立腺肥大や前立腺炎でも高値になることがあるので、前立腺がんを確定するには詳しい検査を受けることになります。 |
¥1,980 |
CA125 (女性のみ) |
卵巣がん、子宮がんに特異性が高い腫瘍マーカーです。 | ¥1,980 |
CA15-3 (女性のみ) |
乳がんなどに特異性があり、転移性乳がんに陽性率が高く、手術後の経過観察に大変有用な腫瘍マーカーです。 (乳がん・子宮がん・卵巣がん・肺がん・膵がんなど) |
¥1,980 |
■その他 | ||
マイクロアレイ血液検査 | がん細胞に対する身体の反応を遺伝子レベルでチェックします。 早期発見が困難な膵臓がん、発症頻度の高い大腸がん、胃がん、胆道がんを感度・特異度90%以上の高い精度で早期判定します。 (1回の採血で膵臓がん・胆道がん・胃がん・大腸がんの有無を同時に、部位別に検査できます) |
¥108,900 |