乳がんや子宮頸がんは
20代で発症し40代でピーク

自分の健康を守るためには、自覚症状のない時にこそ定期的な受診が大切です。乳がんや子宮頸がんは20代から発症し、40代で発症のピークを迎えるといわれています。当クリニックでは、年齢に応じた検査をおすすめしています。身体の相談をすることを苦痛と思われる方、検査が「恥ずかしい」「痛みが不安」と思われる方にも安心して婦人科検診を受けていただくために、婦人科エリアは女性専用ゾーンとしています。

女性向け検査

子宮頸部細胞診(子宮頸がん検査)

子宮頸部を綿棒やブラシで軽くこすって細胞を採取し、顕微鏡で観察して、良性・悪性を診断します。そのほか内診で子宮・卵巣の状態を確認します。

※月経2~3日目、または経血量が多い時は検査結果に影響が出るため、その期間は避けてお越しください。

マンモグラフィ検査(乳がん検査)

乳房を圧迫し、平らにした状態でX線撮影をおこない、乳房から脇の下にあるリンパ節にかけて、しこりの有無や大きさ・位置などがわかります。約5分程度で終わりますが、圧迫する際に多少の痛みを伴うことがあります。

※ごく微量でも放射線を使用するため、妊娠中の方は受診を控えてください。この検査による放射線被ばくは局所的であり、一回の検査で被ばくする放射線量はごく微量です。これによる白血病や発がんなどの可能性はありません。

検査時の痛みが不安な方へ

検査は出来る限り力を抜いて受けていただくことで痛みが軽減されます。

※「月経直前」~「月経4・5日目」の期間は受診を避けることをおすすめします。 (排卵後から月経直前は乳房が硬くなる場合があり、痛みを伴うことがあります)

乳腺超音波検査(乳がん検査)

乳腺超音波検査はX線を使用しないため、妊娠中・妊娠の可能性のある人も検査可能です。超音波で乳腺を映しだすことで、しこりの有無や良性・悪性かを調べます。ベッドに仰向けになり、乳房に温かいゼリー状の液体を塗って検査機器をあてます。

セルフチェック

乳がんは身体の表面に近い部分にできるため、自分でも見つけることができる可能性の高いがんのひとつです。日頃からの観察で、小さな変化が生じたときに気づきやすくなります。月経開始1週間後のハリ・痛みがなくなった柔らかい状態の乳房を自身でチェックしてみましょう!閉経後の方は月1回「セルフチェックの日」を決めて定期的に行うことをおすすめします。

■ 触ってチェック

石鹸がついた手で行うと状態がわかりやすいため、入浴時におこなうことをおすすめします。
①脇の下から乳首までをチェック
4本の指を揃え、指の腹と肋骨で乳房をはさむように押し「の」の字を書くように指を動かす。
しこり・硬いこぶが無いか、乳房の一部が硬くないか、しっかりと確認します。
②乳房・乳首をしぼるようにし、乳首から分泌物がでないかをチェック

※変化を確認するためにノートなどに記録を書きとめておくとおすすめします。

■ 見てチェック

腕を高く上げ、「乳房のひきつりの有無」「くぼみ・乳輪の変化の有無」「乳首のへこみの有無」「湿疹の有無」をチェック
また、腕を腰に当ててしこりやくぼみがないかも観察します。

よくあるご質問-婦人科検診について-

Q 生理(月経)中ですが健診を受けることはできますか?
A
尿検査、便潜血反応検査は正しい結果が得られない場合があります。生理(月経)の日を避けて健診を受けることをおすすめします。また、子宮頸がん検査は経血量が多い時や生理(月経)2・3日目を避けていただければご受診いただけます。
Q 妊娠中(妊娠の可能性あり)ですが健診を受けることはできますか?
A
X線撮影検査(胸部、胃部、マンモグラフィ)、CT検査、胃カメラ検査はお受けいただけません。受付にて必ずお申し出ください。
Q 子宮がん検査・乳がん検査は女性スタッフでしょうか?
A
全て女性スタッフです。
Q 乳がん検診はどの時期にするのがベストでしょうか?
A
乳腺はホルモンの影響で排卵期~生理開始頃まで乳房がしばしば硬くなるため、検査時に痛みを感じる場合があります。(痛みには個人差があります)そのため「生理(月経)開始直前」~「4・5日目」までを避けての受診がよいといわれています。
Q ペースメーカー使用中ですが健診を受けることはできますか?
A
マンモグラフィ検査・CT検査はお受けいただけません。MRI・MRA検査はペースメーカーを入れていただいた医師とご相談の上、受診をお願いいたします。

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