メタボリックシンドローム

特定健康診査受診者数のうち約14%の人がメタボリックシンドロームに、約12%の人が予備群に該当しています。メタボリックシンドロームとは、過剰な内臓肥満に高血圧・高血糖・脂質代謝異常が組み合わさり、心臓病や脳卒中などの動脈硬化性疾患を招きやすい病態です。メタボリックシンドロームを引き起こすおおもとの原因は内臓脂肪の蓄積であり、腹囲(へその高さの周経)が男性で85cm以上、女性は90cm以上の場合、内臓脂肪量が多いとされています。しかし腹囲の計測だけではわからない場合もあるため、X線CT検査を用いて腹部の断面像を撮影し、正確に内臓脂肪量を計測します。メタボリックシンドロームを改善・予防するには、過食になりがちな食生活を改めて、積極的に有酸素運動や筋トレを日常生活にとりいれる必要があります。

検査方法一覧

検査方法 内容 金額(税込)
内臓脂肪CT検査(FAT SCAN) X線を使っておへその高さの断層写真を撮影する検査方法で、人体を透過したX線をコンピューターで処理し、身体の輪切り像を造ります。この輪切り画像から内臓脂肪の面積を測定します。
内臓脂肪の面積が100㎠を超えてくると100㎠未満の場合と比較して、高血糖・脂質異常症(高脂血症)・高血圧の合併症の発症頻度が高まります。そのためこの数値を内臓脂肪蓄積の基準としています。
¥4,400
サインポスト遺伝子検査 この検査は大阪大学医学部の研究成果を中心に生まれた遺伝子検査です。
動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞の日本人10,000症例以上のデータを調査して、様々な病態を引き起こしやすい遺伝子変化の組み合わせが見いだされました。
このデータを用いて肥満・体内老化・動脈硬化・コレステロール・アレルギー・アルコール・高血糖・ロコモ(筋力低下)・血栓・高血圧・もの忘れ・非アルコール脂肪性肝疾患・尿酸/痛風・歯周病・ストレス感受性・骨粗鬆症/骨折の16項目について解析します。
¥40,700

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